
Illustratorでの文字分解と結合、行分解と結合
日々のデザイン作業のために作った、簡単なスクリプトです。
ご自身の環境や目的に合わせて、自由に改変してお使いください。
改変されたものについても、ご自身の判断で配布していただいて構いません。
Adobe Illustrator 28.7.6
MacOS 15.5(Apple Silicon / M1)
で動作確認済み
※Intel Macでは挙動が異なる可能性があります。
【設置場所】
Illustratorのフォルダ/Presets/ja_JP/スクリプト
複数行をもつテキストブロックを、行ごとに分解する 前者のような複数行のテキストブロックを、後者のように各行ごとに分解します。
バラバラのテキスト群を、ひと固まりのテキストブロックにまとめる 上のスクリプトとは逆に、前者のようなバラバラのテキストブロックを、後者のようにひとつにまとめます。
フォントや行間などは一番最初の行にあたるブロックに準拠されます。
テキスト内の語をそれぞれのテキストブロックに分解する 前者のような一つのテキストを、語で分割します。
日本語の場合は、漢字、かな、カナごとに区切ります。
英語の場合は、ワードごとに区切ります。
ただし、縦組みの場合は少し手間が入ります。
縦組みの際は、処理された結果でパーツが重なってしまう場合があるので、処理が完了後、「整列」パネルを出して以下の3ステップの操作をしてください。
- 「整列」のセクションの一番右を選択してください。
- 「等間隔に分布」セクションの入力箇所で、バラしたいパーツ間の間隔をmmで入力してください。
- 最後にその一番左のボタン(垂直に等間隔分布)をクリックしてください。
縦組み・横組みともに、複数行の文字でも操作は可能ですが、結果は一列に還元されます。
バラバラの語を、一列のブロックに結合する
バラバラの語を、一つの列のテキストブロックに結合します。前者のような状態のパーツを選ぶと、後者のように、結果に対して、語ごとのスペースを設けるかどうかの分岐が現れます。
前者は「スペースを除外した場合」の結果です。通常の使用ケースでは和文がこれに向いています。
後者は「スペースを除外しない場合」の結果です。通常の使用ケースでは欧文がこれに向いています。
上記4つのスクリプトのダウンロード